(cafe)甘いピザ

さて、年もあって、胃に重たいラーメンはあまり食しない私ですが、京都駅の伊勢丹にあるラーメン横丁を空中回路を抜ける際に歩くことが時々ありました。

茶筅さん、抹茶ピザ 2020年秋ごろhttps://tabelog.com/kyoto/A2601/A260101/26004695/

そこにそれは可愛らしい玉手箱スイーツという看板を掲げているお店があります。価格も非常に手ごろです。

それで一度思い立って入ったことがありました。

思ったよりごちゃっとした店内ですが、広さを考えると致し方ありません。お客さんは10代後半くらいの若者ばかりです。ワキアイアイと写真を撮っています。

おばあちゃんは場違いみたいだわ、と思いながらも座り、その日、メニューを見て、ふと目を引いた甘味ピザ。

いいわねぇ、一度試してみたかった甘味ピザだわ。しかも安いし、今はお昼時だわ。

と思ってしまいました。

注文しました、抹茶ピザ。

それなりにワクワクしていたんですけどね、運ばれて来たピザを見て、私は考えました。

ピザ生地っていうのは、しょっぱいものに合う生地なんだと思います。まず、生地の香りがアイスクリームのにおいと喧嘩している思いました。

乗ってた具も、ねっとり甘ったるかったです。一方でチーズは、由緒正しいピザ用伸びるチーズでした。これがまた甘いソースと泥試合。。。

「僕はトマトソースを乗せたいんだよぉ」とピザ生地がいじけているような…。

とっても安かったでけれど(600円前後)、私もかなりピザと同じ気持ちに…。

ソースの甘さから考えて、他の甘味もとっても甘いお店なのだろうと思います。砂糖ともはちみつともメープルシロップでもないであろう、何とも言えない甘さです。いや、砂糖なんでしょうけど…。つまりはお値段相応の甘味料かと思います。可愛いプレートでしたけれど、ピザは辛かったろうと思います。

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さて、ギャップというものがございます。

近年、甘いグラタンやピザが流行りましたね。小麦ですし、材料としては合いそう、というのもあって、確かに私も一度は食べてみたいと思っていました。

しかし、結論としては、決してお勧めいたしません。

人には期待値というのがあります。

ピザ生地に伸びるチーズ、これにやたら甘ったるいアイスクリームやホイップクリームは、はっきり言って合いませんでした。

そういうものが食べたければ、ホットケーキを頼むべきなのです!

ピザにはやはりトマトとかバジルが良く合います。

これがピザの故郷、美食の国イタリアで、そういうピザが流行らなかった理由ではなかろうかと、愚考致すわけでございました。。。。

甘いグラタン(食べてないですが)も甘いピザももう結構です。どのお店でも二度と頼まない、と誓いました。

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古きよきものにはそれなりの理由がございます。

ギャップは自然とあるべきもので、人工的に作り出すものではないのかもしれないですね。

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