(カフェ)リプトン(京都)
アフタヌーンティーセットの穴場を発見してしまいました。
皆さん、ご存知、その名も sir thomas LIPTONです。
京都はリプトンの喫茶店が日本で初めてできたところです。
スーパーで紅茶のリプトンは全国どこでも売っていますが、カフェは京都でしか見たことがありません。他県にもあるのでしょうか。
複数の別な店でも見かけた宣伝文句なので正直真偽のほどは分かりませんが、10年ほど前にはメニューに日本で初めて紅茶を提供したカフェ、と書いてありました。今はその記述はなくなっております。しかしカンボジアでやベトナムでは、紅茶はリプトンと呼ばれており、喫茶店リプトンはどうやら昭和期のお店のようではあるものの、それなりに信ぴょう性は高い気もします。
リプトンは手ごろな価格で、料理も甘味も美味しいお店です。数年前からケーキの箱にFukunagaと書かれるようになったので、ケーキが製造委託されるようになったのかな、と気にしています。今もおいしいけど、その前のケーキのほうが好きだったのですね。あと、基本的にはいいんですが、カフェで注文して出てくる料理になんか日によって当たりはずれがあったりします。若いころカフェのキッチンでバイトしていた私としては、厨房は見えないけれど、シェフの人が違うのかな、と想像してみたり。つまりなんだかローカルな感じのお店なんです。おしゃれなんですけど。
これぞと何も思いつかないけれど喫茶店に入りたいなら(困ったときは)多少並んでもリプトン(か進々堂)がおすすめです。
ちょうどそんな感じで入ったときに出会ったアフタヌーンティー。リプトンではアフタヌーンティーがなんとたったの2200円で召し上がれます。なかなかボリューミーなだけでなく、看板パフェのロイヤルミルクティーパフェがミニサイズで付いてきちゃうお得感もあり。ミニパフェ、とっても美味しかったですし、サンドイッチはかなりお腹一杯になりました。しかもスコーンが2個もついて…。とても満足でした。まぁ、スコーンは、私の好みとちょっと違ってしっとり系でしたけれど、なんだかんだいって、スコットランド発の紅茶。アフタヌーンティーはもしや本場の充実感。
もともと味がいいだけがあって、内容的もボリューム的にも、かなりびっくりの高サービス。評価は高し、です。
私はアフタヌーンティーにはかなりうるさいんですよ。ホテルや有名カフェで食べ歩いていたくらい。昔は素敵なアフタヌーンティーがたくさんあったのに、今は5000円は出さないと、なかなか納得できるものとは出会えません。
それを考えれば、昔でも標準価格3000円だったアフタヌーンティーセットをこの時代に2200円で提供する大変リプトンは立派です。私は大変感心しました。
お金をだして京都らしいものを食べるのもいいけれど、こういう店もなかなかいいと思ったりするのでした。地元の人でいつもにぎわっていますよ。