行動と自粛
我々は知っていたはず
すべては我々次第でいかようにも変わるもの
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亡くなった友人のお父様や、孫に会いたくても会えない夫婦、子犬の頃から良く懐いてくれたけれど人づてにその死を聞いた遠い地の老犬、毎日できることを前向きにやって笑顔で頑張る友人や現状に縛られてどうするべきかわからない自分自身について、考えています
旅立った命 出来なかったたくさんのこと つかむべき時につかめなかったもの
行動は考えることをやめるための一つの手段だと思うのですが、行動したくても選択肢のない時には考えること以外できず、良かれと思ってしたことが糾弾を受けることもあり、耐えることが引きこもることにつながることもあるように思います
平時であれば、平時であれば、と願い泣く その心
平時のときに苦しかったことはなんだったでしょう
会いたい人に会いたいと思ってもらえないこと 愛する人に愛されないこと 世の理(ことわり)が普通に辛く
残念だけど行動も自粛も関係ない 何も変わらない 今も昔もどうにもならない
お月さまが欲しい、欲しいと泣く その心
けれど、愛する人がいない哀しさと、愛する人がこちらを見ない悲しさは全然違います
愛する者が横にいるのと、愛するものを心に想い浮かべるだけなのだって全然違います
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死ぬことを恐れて生きていくことは生きているとは言えない気もするけれど、でも、今まで通り変わらず暮らして、病気の蔓延の一助となり間接的に誰かを殺すことも決して望んではいない
誰とも会わず一人で
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闇夜にしずんで星が見えなくても、雲の向こうで輝いているのと、実際に星が空からなくなることは全然違います
生きないことと、死んでいることは全然違う
でも、死なないことと、生きていることも、全然違う
我々が見つけ出さねばならないのは、きっと、見たことのない新しい解決策ではおそらくなく、生きざま見せてくれた先達の生のなかにある古くて確かなもの
人々はコロナの前も、今も、そしてこれからも、希望を胸に、見えないだけできっとそこにあるはずのものを信じて信じて歩いている
真っすぐにそう信じているつもりです
だけどねぇ、信じることも、思考することも、くそくらえ、と思う晩はありますね
あなたにとても会いたいです
せめて安らかで幸せでいて下さい