忙しい人のためのパン_ヨハンネスのレシピ
仕事で働いている方にぴったりのパンです。 全粒粉 カップ1 ライムギ カップ2分の1 塩 小匙半分 (発酵しすぎないように) 砂糖 大匙一杯 (酵母が発酵するための栄養源) キャラウェイパウダー少々 まずは保存している天然酵母に、全粒粉と水を大匙2杯ずつ(水は少し多めで)入れてよく混ぜます。 15分くらいすると、新しい餌をもらった天然酵母が元気になってきます。 その間に全部の材料を750mlのタッパーに入れてよく混ぜます。 そこに水をカップ2分の1、水で生地をまとめるように全体をまんべんなく混ぜます。 生地が緩くまとまったら、手で掬い上げて、水の量を調整しながら粉っぽさがなくなるまで、 ここだけ少し根気よく良く混ぜます。 そして準備たスプーン大匙2杯分の天然酵母をパン生地に混ぜてさらに捏ねる。 全体がよく混ざったら、タッパーの中に丸めて放置。 発酵が進んで、淵いっぱい膨らんでくるまでいつまでも放置。 でももしあなたが晩にこのパンを準備したら、翌朝には酵母がメイいっぱい頑張ったところまで膨らんでいます。 そしたら冷蔵庫に入れて、そのままさっさと出勤してください。 冷蔵庫に入れられた一次発酵済みのパン生地は、そこから再びコールドフォーメーション。 仕事から帰ってくるまで問題ありません。 帰ってきたら、そのパン生地を、発酵でできた空気はつぶさないようにしながら成型。型に入れたら簡単です。 (そしてその日の夕飯を食べてください。) 1時間くらいで2次発酵も完了です。 (食事の後に家族と団らんしても大丈夫です。パンが十分膨らむまで、その日の気温で違いますし、のんびりどうぞ。) そろそろいいかな、と思ったら、オーブンを230度に設定。 熱くなったオーブンにパンを入れて15分。 それから180度に下げてもう15分。 180度まで下げたら、15分後に勝手にオーブンの加熱は終わるでしょうから、もうお風呂に入っても大丈夫。 そして眠ってしまっても問題なし。 そのままオーブンに入れておいて、翌朝の朝食時に切って食べたらいいですよ。
小麦と水をよく混ぜて、ノンオイルのちょっといいレーズンを入れてしばらく、そうですね、1週間くらい置いてみると、だいたい天然酵母が培養できます。
私は、市販のドライイーストでは、パンを上手に焼けたことがありませんでした。
ところが不思議に天然酵母を使うようになってから、パンが焼けるようになりました。かなり年を取ってからのことです。なので本当に不思議でした。自身はやはり微生物学者だったのだと自信を持った出来事でした。
パンを焼けるようになってから、もう何年も毎週一回パンを焼いています。酵母を殺さない、という大変大きなミッションがあるためですが、お米よりもパンが好き、ということもあって、自身で焼くパンというのが何かと便利が良かったのです。
パンというのは、捏ねるのが大変というのはよく知られているところ。
この年になると、パン捏ね器のように捏ねるというわけにはいきません。でも天然酵母を使って焼く、レシピなき私のパンは、コールドフォーメーションという、放置によってグルテンを育てる方法でパンをあんまり捏ねずに作ることができます。今日はお年寄りにも簡単な、このパンの焼き方をご紹介してみました。
ノルウェーを旅したときに天然酵母をアリスにもらい、レシピは、毎日自転車を100kmこいで散歩する元気な75歳、ヨハンネスとお揃いです。
ポイント パンを定期的に焼く方は、酵母のためにすることはありません。 パンを焼く度に酵母は新しい小麦をもらって元気です。 そうでない方は1,2週間毎に新しい小麦と水を少し与えるようにしてください。 冷蔵庫に入れておけば元気にしています。酵母をキープするポイントは乾燥させ過ぎないことと、高温にさらさないことです。 あとは餓死させないこと…。 あと、水の代わりにミルクやバターやオリーブオイル、ナッツ入れたりすることで、かなりのアレンジができます。