野兎のみる夢

喜びよ、喜びよ

隠れてないで、出ておいで

ぴょん ぴょん ぴょん

ぽん ぽん ぽん

朝露で顔を洗って

お日様をお供に、胸いっぱいに息を吸う

ぴょん ぴょん ぴょん

とん とん とん

そして夜は

月が欲しいと泣く子の傍で

星が落ちてくるのを待ちましょう

暖かい巣穴の中で 

兄弟と家族とともに まあるくなって 眠りましょう

喜びよ 喜びよ

ぴょんと跳ねてね、明日に向かって

ぴょん ぴょん ぴょん

ぽん ぽん ぽん

*

信号を 君に送る 

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