リベリカ種
前回コーヒー豆の種と品種についてつらつら書いていましたが、3大コーヒーの木の一つリベリカ種のコーヒー豆いただきました。
娘がインターネットで見つけてくれたのです。今のITネットワークを通すとデパートなどに行くより多様なものが手に入るのね、と、市場1%と言われるコーヒー豆を受け取ったときは感慨ひとしおです。
つくばにあるという「まめぽっと」さんというお店が販売していたそうです。
まめぽっとさんのリベリカコーヒーは豆は深煎りみたい。深い茶色です。
この間まで飲んでいたアラビカ種カナリオ(イエローブルボン)に比べると香りは強くありません。くらべるとブルボン種の香りは確かに華やかですね。こちらの豆は説明文にあるようにチョコレートのような香りです。すっきりキリっとした印象を持ちます。
いそいそと淹れてみました。
いいですね、豆はぐっと膨らみます。ふくらみ方がとても激しく一瞬です。いつ焙煎されたのか分かりませんが、面白い。
注いでからの香りもキリっとしていますね。袋には野生的な味と書かれていますが、確かに甘やかされた気配がしません。
味もスレンダー。最近はメキシコやグアテマラ産のアラビカ種の深煎りを飲んでいましたが、こちらに比べると苦味はほとんどなく、飲みやすくコクがあるのに、軽々しく近寄っては来ない人見知りする若者のような、という距離感を感じました。
面白い。
慣れない味でもあるので、家庭の味はアラビカ種のままでいいはいいですけど、美味しいです。
ただ、こっちに関しては、マレーシア産の豆ということで、私の自身は東南アジアのコーヒーについては得手不得手がかなりあるので、豆の種というだけでなく、土地と水もかなり影響しているのかもしれません。南米で生産されたリベリカ種、飲んでみたいかも。(私はコーヒーは、アラビカ種ではアフリカでもなく、東南アジアでもなく、インドでもなく、南米産が好きなのです。個人的な好みの話です)
注文におまけをつけてくれていたから、とついでのようにくれた「コスタリカ ハニー」もお湯を注いだら良く膨らんで、こちらはほんのり甘く親しみやすいコーヒーでした。自家焙煎されているコーヒー屋さんが、しかも配送しても、こんなに膨らむ新鮮な状態で届くなんて感動です。
フェアトレードを歌っていないからか、行きつけのAmatistaさんに比べると価格はぐっとお手頃価格というのが娘談。
嬉しくなったので、情報を共有してみます。