2021-08-10 / 最終更新日時 : 2022-05-10 trobairitz 光星読みの友人 はるか昔に、私が南半球を旅していた頃、一人の星読みと友人になった そのころ彼女はまだ少女と言っても良い年ごろで、南十字星を指さして教えてくれた それからずっと、遠い彼の地で夜遅く図書館から出るときは、南に輝く十字の星を見 […]
2021-08-09 / 最終更新日時 : 2021-08-09 trobairitz 光貝守り 小さな泡が水の中ではじける。 深い深い青の底。蒼い、碧い水の底 鮮やかなサンゴに、ゆらゆら揺れるイソギンチャク。砂の中にひっそりと沈む深海魚。 海の底にはすべすべした小さい貝がたくさん落ちている。形は様々、巻貝もあれば平 […]
2021-08-08 / 最終更新日時 : 2021-08-08 trobairitz 光7月の猫さん 気が付いたときは、大きな川につながる小さな支流に独りぼっちでした。 前は誰かがそばにいた気がするけれど、離乳と同時に母猫の姿は消えて、傍にいた兄弟は一匹一匹と動かなくなり、最後まで一緒にいたあの子はどこに行ったのかしら。 […]
2021-07-17 / 最終更新日時 : 2021-07-17 trobairitz 光踊る人 大きな仕事を一つ終えて、ぼんやりしていました。 苦しいわけでも物足りないわけでもないけれど、なんだかからっぽで言葉は出てこないし、なんとなく何にも心惹かれないような、そんな気持ち。 そんな時、面白い話を聞きました。 完全 […]
2021-07-07 / 最終更新日時 : 2021-07-11 trobairitz 光垣間見たとき 生きていると、社会の中で、勢いをもって、人をコントロールして、時々気晴らしに踏みつける人たち、と、ばったり出会うことがある。そして会話がぜんぜん通じなくて途方に暮れる。でも彼らは幸せそうだし、満足しているように見える。つ […]
2021-06-27 / 最終更新日時 : 2021-06-27 trobairitz 光小さな生き物 再び僕が登場だ。 生き物との別れの日は刻刻近づき、僕と生き物との距離は刻刻縮まる。 いやぁ、なんてあったかくてなんて可愛らしいんだろう。 この小さな生き物にとって僕の顔は大きいんだろうなぁ、背も高いんだろうなぁ、いいこと […]
2021-06-23 / 最終更新日時 : 2021-06-23 trobairitz 光言葉なき理解 今日も言葉の通じない生き物の話の続きをしたい。 さて前回うっかり怖がらせてしまった僕は、生き物の生態について、とりあえずネットで情報を集めていた。 ん?んん? ずっと怒っているかと思っていたが、そっちも誤解だったようだ。 […]
2021-06-20 / 最終更新日時 : 2021-06-20 trobairitz 光言葉なき関係 しばらくぶりのブログの更新なのだが、今日は僕の悩みを書かせてもらうことになった。書くことで、考えがまとまるかもしれないわよ、ということだ。 僕は、最近、名前は知っているけれど、生態を知らない生き物を預かっている。 病気だ […]
2021-06-08 / 最終更新日時 : 2021-06-23 trobairitz 光伏見奉行所跡 散歩の話です。 さて、伏見指月城跡地へ散歩へ行ったついでに、回って伏見奉行所跡へも行ってきました。 地名が伏見常盤町。 その昔源義経のご母堂、常盤御前が平家にとらえられた「常盤就捕処」は伏見奉行所の石垣の傍にあり、桃陵団 […]
2021-06-06 / 最終更新日時 : 2021-06-06 trobairitz 光びっくり、指月城(萩・京都) 島根県安来市の月山富田城をおよずれて以来、山城好きになりました。 大変魅力的です、山城。あまつさえ日参していた人々のいた城に向かう厳しい道筋。登ることそのものから、往時に想いを馳せざるを得ません。 そういうわけで、行く先 […]